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ブドウの生育日記や、私が作るブドウについて語ってまいります!
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2021年07月18日
一週間ほど晴れれば
愚図ついた天気が続いて四国地方だけ梅雨明けしていませんが、それも今日までで明日以降は晴れ続きの予報となっていて、明日か明後日には梅雨明けとなりそうです。何時頃からブドウが出るかのお問い合わせですが、今でも出せなくはありませんが、一週間程度晴れれば7月25日以降だとほぼ完熟域の味で出せそうです。 今年の販売はピオーネ、クイーンニーナ、瀬戸ジャイアンツの3品種となりそうです。 「天山」は熟期の大雨で今年も全滅しそうです。最低限雨水が入らないよう水の管理がスケジュール通りできな..
posted by 明石 at 15:17
2020年09月25日
販売終了
今年は9月20日で瀬戸ジャイアンツの販売も終わり、本年度作の販売は完了しました。こんなに早く販売終了となったのは初めてですが、7月下旬の大雨長雨で出来損なったり、傷み腐りが広がって、瀬戸ジャイアンツが半減したためです。で、半減したことを嘆くのかと言えば、周りの他の生産者と比べて、半分でも20度近い特上の味で出せたことを幸いとすべきと思えるほどで、全国的に見ても多分夏の果物は量的にも質的にもひどいものだったろうことは、容易に想像できます。 我が園でも「天山」は全房裂けてしまい..
posted by 明石 at 11:27
2020年07月16日
常に天災と向き合って(農業)
7月6日から14日までの9日間、12日以外は毎日雨、この間の総雨量が300ミリ近くになっていて、香川県では珍しいと言いたいところですが、近年お天気の偏りが極端になってきているようで、8月9月のどこかで雨が降り続くということが毎年のようにあります。10年前までなら8月9月は瀬戸内地方は雨が降らないと思って間違いなかったのですが、9月にやたらと雨が多く完熟期の瀬戸ジャイアンツにカビが生えて腐り全滅しそうになった7年ほど前から、降りだすと長雨になる8月9月を何度も経験しています。 ..
posted by 明石 at 18:59
2020年07月05日
7月20日頃から
瀬戸ジャイアンツの袋掛けも終わり今年のブドウ作りも一段落、時間との競争からも解放されてやれやれです。毎年のことながら6月は末に近づくほど目が血走ってくるほどに忙しいです。摘粒房づくりはブドウ作り最大の難所で、粒の肥大が進み過ぎると房ががちがちに固まって作業が困難になるため、そうなる前にこの工程を終えるようひたすら時間との競争となります。 今年は2月3月の春先から気温が高く、毛虫や蛾など害虫の発生が早くしかも大量で、厄介な年となっています。最後の瀬戸ジャイアンツの摘粒が例年に..
posted by 明石 at 18:42
2019年08月28日
雨ばかりご難続きの瀬戸ジャイアンツ
今日も雨、昨日も雨、明日も明後日もネットで見ると9月10日頃までの予報は雨ばかり、9月から出荷予定の瀬戸ジャイアンツはどうなるのだろうと思うと実にイヤーな感じ。熟期に雨ばかり降り続くとどうなるのかはここ5〜6年毎年のように嫌というほど見てきました。糖度18度以上で噛めばコリコリ音がする食感でという品質目標に到達不能になるばかりか、果実の表面にカビが生えて腐ってしまうという事態を、ここ5〜6年程度の差こそあれ毎年のように見続けています。予報通り9月10日頃まで雨が降り続くなら、..
posted by 明石 at 23:38
2019年07月11日
袋がけが終わって
瀬戸ジャイアンツの袋掛けも終わって今年のブドウ作りも一段落です。 草を刈ったり潅水したり芽をかいだり日々の管理は続きますが、ブドウの仕上がりは日照とかお天気次第で、袋を掛け終わると既に私の手から離れています。今年は春先から雨が少なく水の心配で苦しめられましたが、梅雨入りしたとは言え依然雨は少なくいまだ水不足不安が解消されてはいません。100ミリ程度のまとまった雨があれば全部の池や水槽が満水して不安から解放されるのですが、降りそうな予報も近づくほどに消え続けています。 農業..
posted by 明石 at 11:38
2019年05月12日
悪い予想はよく当たる
本業のブドウ作りが今年は忙しい。12月〜1月が暖冬になると7度以下の休眠500時間に達するのが遅くて、3か所40aのブドウが発芽から全部一緒になって困ったことになります。3か所の園地で、発芽が10日から14日ずれるように、被覆の時期をずらしたり1番手を加温したりしているのですが、暖冬だと500時間に達するのが遅れて、発芽をずらすことができなくなります。予想はしていましたが、3か所一斉に同じ作業に追い回されると、とんでもなく忙しくなります。かつて5か所90aでハウス栽培していた..
posted by 明石 at 20:07
2015年01月02日
ひとつの夢 天山
明けましておめでとうございます。 いきなり寒波に見舞われての年明けとなりましたが、今年がどんなとしになるやら、お天気ともども予測不能です。 私的にはより高くを目指して本年度作に全力投入するのみですが、一昨年から二年続きで8月の大雨に祟られたり困難さは増してくる一方で、今年もどこでお天気との格闘を強いられるやら覚悟はしています。 私のブドウ作りも今年で27年目になりますが、ここまで来てもその年の目標は毎年違ったものがあって、今年だとそろそろ一粒でも50gの粒の天山を見た..
posted by 明石 at 22:40
2014年09月27日
菜園作り
瀬戸ジャイアンツはまだ日々出荷中ですが、作るということでは本年度作のブドウはとっくに終わっていて、午前中は出荷、午後はブドウ以外の作物に漸く取り組み始めています。 9月になってブドウとブドウ以外の園地の草刈りも一通りは終わって、やっとミカンにも手が届き、現在自家用野菜の秋播き秋植え中です。大根、ホウレンソウ、白菜、キャベツ、ごぼうを200uの菜園に種蒔き苗植えしながら、とうとう野菜作りにまで領域を広げ始めたかと、なんとなく笑えて来ます。 就農以来一昨年親父殿が亡くなるまで..
posted by 明石 at 00:04
2014年09月13日
獣共との攻防
軽トラックで園地を移動していると、イノシシと衝突しそうになることが最近やたらと増えてきています。生後3カ月ほどのイノシシ小僧の群れが至る所終日走り回っていて、数の増え方が半端ではないようです。 罠を仕掛けている猟師に尋ねると年間60頭ほど捕獲するとのことで、一人で60なら3〜4人の猟師があちこちに罠を仕掛けているのだから、どんなに少なくてもこのエリアで年間100頭は捕獲されているはずだのに、年々増える一方というのはこの50ヘクタールほどのエリアにどれほどの数が居るのか見当が..
posted by 明石 at 00:33
2014年09月06日
出荷始めました
9月になっても愚図ついた天気は変わらず湿度の高い状態が続いたままで、瀬戸ジャイアンツの傷みは収まってはいませんが、そんな中9月4日より出荷を始めました。 私の農業暦は今年で27年目になりますが、お天気との格闘の激しさからすると今年はお天気同様これまで経験したことがないほどで、ほうほうの体でどうにか出荷できる状態に辿り着いたというところです。 農作物には厳しい気象状況が今後ともますます酷くなってゆくのだろうと思うと、今年の疲れの上に将来的な疲れが重苦しくのしかかってきますが..
posted by 明石 at 19:42
2014年08月30日
瀬戸ジャイアンツは9月5日ごろから出荷します
相変わらず晴れ間の少ない日々が続いていますが、西日本での8月の日照不足は戦後最大、降雨量と湿度の高さは記録的であるとか、農業には経験したことがないほど厳しい気象状況となっています。 私の園地の瀬戸ジャイアンツも2回りしても灰カビ病が収まらず、3回り目に突入していますが、さすがに顎が出そうになります。回数が増えるほどに房の形が崩れて秀品数が減っていくのだからじりじりもしますが、袋を取って傷んだ粒を除けるというこの作業をやらなかったら、8月半ば頃までに全滅していたのは間違いあり..
posted by 明石 at 20:49
2014年08月23日
豪雨
瀬戸ジャイアンツが壊滅するのを防ぐための必死の闘いを続けていますが、全国で頻発する豪雨災害のニュースの報道は、それに比べると私の方は軽度というか小さなことなんだと思えてきたりします。 袋を取って傷んだ粒を摘み落とすという作業を二回りし終わって、これで収まってくれれば秀品率が4割程度減ということで済みそうですが、相変わらずよく雨が降り予断は許さないところです。 太平洋高気圧の張り出しが弱く梅雨時のような気圧配置となっていますが、これが何時まで続くのかとなるとそのまま秋雨前線..
posted by 明石 at 20:40
2014年08月16日
記憶にないほど多雨の8月
梅雨の期間水が底をつきそうになるほど雨量が少なかったのですが、梅雨明け後の8月になって大雨小雨と雨ばかり、向こう10日間の予報も傘マークがずらりと並んでいます。 台風11号に備えて畳んでいたビニールを、またしても瀬戸ジャイアンツのハウスの屋根に広げました。今まで一度撤去した後再度屋根被覆するということは経験がありませんが、今年は8月だけでも2回もです。 熟期の瀬戸ジャイアンツは、果実が濡れた状態が4〜5日以上つづくと灰カビ病が発生して腐ってしまうということを、昨年嫌という..
posted by 明石 at 18:38
2014年08月09日
台風11号
台風11号の直撃がほぼ確実となって、一週間前に瀬戸ジャイアンツのハウス2か所を再度屋根張りしていたのを、予想通りというか今日撤去しました。雨に濡れさせたくないので、余程屋根張りをしたままでやり過ごそうかと昨夜までは思っていたのですが、今日朝園地に行くと何の迷いもなく屋根張りの撤去を始めてしまいました。 一週間前の130ミリ前後の雨で既に瀬戸ジャイアンツに傷みが出ているし、灰カビ病に加えてベト病併発気配もあり、秀品率がどこまで下がるか懸念を深めてきているのに、昨日午後から既に..
posted by 明石 at 18:49
2014年07月26日
辿り着くまで敵だらけ
台風8号に備えて全ハウスの屋根被覆は撤去しましたが、梅雨の最中ということもあり雨が降り続けば、灰カビ病とかベト病などの病気が多発する恐れがあるという懸念がのこりました。台風そのものの影響は殆どなかったのですが、台風の前から一週間ほど毎日にわか雨が降って、ブドウに掛けられた袋は乾く暇もなく、嫌な予感がしていました。 案の定瀬戸ジャイアンツに灰カビ病が発生して、全体の一割強の房に腐りが出たようです。蛾に刺された粒が腐ってそこから灰カビ病が発生するのです。袋が乾いていれば刺された..
posted by 明石 at 22:33
2014年07月05日
峠を越えて
ブドウの摘粒に追い回されて続けていますが、最低限これだけは作るという房数はクリアして、峠は越えたようです。現在瀬戸ジャイアンツの二番手を摘粒中ですが、さすがに房がガチガチに固まって、ここまで固まったのを摘粒するのは久々だなと思いながらやっています。あと1000房程度作れば今年はそれでいいのですが、来年は二番手はトンネル栽培に戻して二週間程度遅らした方が良さそうとか、今年は想定外で夫婦二人だけでのブドウ作りとなったため、どこまでできるかやってみなければ分からないということもあっ..
posted by 明石 at 00:37
2014年06月27日
何時になったら降るのやら
天気的には雨の日があっても、水がめに流れ込むほどまとまった雨量とならないため、水事情が次第に厳しくなってきています。このままだと7月中旬には全ての水がめは空っぽで、そこから先へは進めなくなり、品質どころではなくなってしまいます。 園地の草は水がある間は月一回程度刈り取りますが、水が無くなれば刈らずに放置します。地表がからからにならないよう草に助けてもらうためです。雑草の根は地中70pまでの水をポンプアップする力があり、草が生きている間はブドウの木も生きていられます。 もう..
posted by 明石 at 23:02
2014年06月20日
販売予約を始めるにあたり
瀬戸ジャイアンツ、ハイベリー、天山の摘粒作業中で、忙しさも今がピークとなっています。3品種同時というのが尚更忙しさを幾重にもさせている要因ですが、どうも摘粒時期を上手くずらせず、毎年こうなります。時間との勝負で、遅れると粒が肥大して房ががちがちに固まり手が付けられなくなります。写真はハイベリーですが、こうなるとキツイです。もう少し早く摘粒に入るべきなのはよく分かっていますが、手が回らなくて毎年こうなってしまい、さすがに私もこれを摘粒するのかと気が重くなりますが、鋏を入れてみる..
posted by 明石 at 20:34
2014年03月14日
ビニール被覆完了
1月中旬ごろからビニール被覆を始めて、今週12日に全ハウスの被覆を完了しました。摘粒房作りの工程が同時にならないよう、各園地の被覆時期をずらしたり加温で調整したりするため、ほぼ2か月の期間が必要となります。 写真の一番上側のハウスから連続4カ所が私のブドウの園地です。一番上の施設半分被覆しているハウスは、一時は縦30m横100m=30aもあったのですが、現在はその3分の1=10aで瀬戸ジャイアンツを作っています。私の園地では最も急傾斜面で(傾斜角は30°前後。この程度で急斜..
posted by 明石 at 19:20
2014年03月07日
新芽が開き始めています
ピオーネの新芽が開き始めています。 毎年この新芽が開き始めると、本年度作の始まりを迎えたとスイッチが入るのですが、昨年あたりからブドウを作るということでは自分がオート化されているように感じています。26年全力を尽くしてブドウ作りに取り組んでくると、まるで私はブドウ作りマシーンと化しているようで、殊更に構えなくても放っておいてもオートでブドウは作ります。 昨年相続とか自分の病気とか待ったなしの難題続きで、あれほどブドウ作りに集中できなかったのは初めてですが、それでも何の失態..
posted by 明石 at 20:29
2014年02月22日
会員価格設定しました
昨年10月瀬戸ジャイアンツの販売を終えた直後、ブドウ各品種の販売価格を海外交渉価格に変更して、現在も店頭表示はそのままですが、その時ブログでお知らせしたように、従来通りの価格で出せるよう会員価格を設定しました。トップページの右上「ログイン会員登録」をクリックして、メールアドレス、パスワードを入力してログインしてもらうと、品種ごとに会員価格のページが開きます。 店頭価格を高いままにしておくと国内販売に支障はありそうですが、今年8月にサウジアラビアにサンプルを送ることなど海外と..
posted by 明石 at 01:08
2013年10月15日
残留農薬
先日サイード博士と面談したとき、12月に予定されているアラブとの商談会に瀬戸ジャイアンツを持って行きたいから、残留農薬検査をしてもらえませんかと博士に頼まれて、先週つくばの分析センターに瀬戸ジャイアンツを送りました。その週末検査結果がFAXで送られてきましたが、200項目に渡る検査の結果、検出されたのはアゾキシストロビン(アミスター10Fの成分)0、3PPMだけでした。その安全基準値10PPMの100分の3ということは、限りなく0に近いということで、私のブドウから残留農薬は殆..
posted by 明石 at 00:05
2013年10月10日
本年度作販売終了です
1k房が困難になりネット販売は6日で終了しましたが、瀬戸ジャイアンツの販売もほぼ終了で、これで今年のブドウは総て終了ということになります。お買い上げ下さった皆様に感謝いたしますとともに、来年度は樹力が更にパワーアップするはずで、その分今年より一段高くレベルアップして皆様にお会いしたいと、ブドウに成り代ってご挨拶申し上げます。 本年度のブドウが終了したところで、私は来週入院して大腸のポリープ摘出手術を受けます。この7日に既に検査は終わっていて、患部自体は以前より小さくなってい..
posted by 明石 at 20:34
2013年10月03日
サイード博士
ハラル ジャパン協会岡山支部へサイード アクター博士が来るから、一度会ってみてはと勧められて、9月30日再び岡山へ出向きました。学者と商売というあまり馴染みそうも無い組み合わせに?というところもあったのですが、あまり頓着しないのが私流です。 博士はイスラム世界と日本との架け橋的な活動をしている中心人物で、つい先日NHKでも取り上げられていた時の人でもあるのです。 私は相手が何処の誰であろうとさほど気にはしないのですが、それ以上に博士には初対面の相手にでも身構えさせないよう..
posted by 明石 at 20:14
2013年09月06日
雨が降り続いて
一週間も雨が降り続いて、あまり裂果はしない瀬戸ジャイアンツもさすがに房のどこかしこ裂けて、そこから腐りが広がっています。 明石園芸史上最高レベルの瀬戸ジャイアンツに仕上がる筈が、土壇場のどんでん返しというか、史上最悪の秀品率の低さに様相を変え始めています。9月になれば出荷を始めますと言ったら、まさにそのタイミングでひっくり返されてしまう、私とお天気との相性の悪さは相変わらず凄いものがあるようです。 猛暑続きで水が底を尽きそうだったのが、8月24日から3日連続で約100ミリ..
posted by 明石 at 00:04
2013年08月30日
商談会を終えて
今週の月曜日、午後の部のトップバッターとして約一時間香港のバイヤーさんと商談会を行いました。私が持参したのは「ハイベリー」2房、「瀬戸ジャイアンツ」2房、「天山」1房で、1700gの「ハイベリー」の巨大房を筆頭に、その他も1200g〜1300gの大房ばかりで、いずれも糖度は20度前後の自信作です。 「このレベルは全国を探しても多分無いですよ。」 のっけから相手側もこちら側に付き添ったジェトロの職員さんをも唖然とさせる言葉で切り出しました。 3品種1粒ずつ摘み取って試食をし..
posted by 明石 at 00:23
2013年08月23日
ジェトロの誘い
「香港のバイヤーがブドウ主目的に岡山へ来ての商談会があります。明石さん、参加しませんか。」 ジェトロ香川支部からの誘いでその商談会に参加することを決めましたが、福島原発事故後すっかり断念していた、海外の富裕層をターゲットにした攻めの農業というところに久々に立ち還りました。 東日本大震災の前年の秋、中国最大の米業者が来日して日本の米20万トンの買い付けを明言したり、その後政府間でもりんご、なし以外の日本の果物を幅広く受け入れましょうとか、農産物の中国への輸出がまさに開かれよ..
posted by 明石 at 22:51
2013年08月16日
暑いうえに熱く
通常ならこの時季はブドウから少し解放されてごろごろ昼寝をしたりするのですが、猛暑とイノシシやアライグマとの攻防で落ち着く暇がありません。 38度以上の酷暑が4日連続後、幾分気温が下がったと言っても、35度以上の猛暑は続いています。さすがに元気そうだった瀬戸ジャイアンツの葉も、暑さ疲れでごわごわして、黄色っぽく変色し始めている箇所も見受けられます。 早めに灌水しなければならないことは分かっているのですが、一方で9月中旬まで雨が降らないとしてそこまでの水はキープして置かねばと..
posted by 明石 at 20:41
2013年08月09日
瀬戸ジャイアンツは9月から
三年前の夏を再現するような猛暑日が続いています。 あの夏の経験から、37〜38度までなら何とか凌げるが40度になると多分駄目だろうと思いながら、日々園地で忙しく動き回っています。 猛暑続きだと最低でも週一回はたっぷり灌水しないと樹も果実も持たず、雨が全く降らないとして現在の貯水量で何処まで維持できるか、頭の中はその計算に忙しくなってきています。 イノシシやアライグマ(長い間ハクビシンだと思っていたのが専門家によるとアライグマとのことでした)の動物達の猛攻も、必死の度合い..
posted by 明石 at 20:49
2013年07月12日
ピオーネ、ゴルビーは7月15日から出荷します
香川県は海に面しているとは言え内陸性気候に近く、夏の暑さは多分全国トップクラスで、ここのところ連日37度近い猛暑日が続いています。 ブドウにも他の農作物にも厳しいお天気状況で、農作物が壊滅するであろう40度越えも、何時起きてもおかしくないところまで来ているのを覚えながら、ベストを尽くすのみと日々園地に出ています。 葉の状態を見ると、一番元気なのは瀬戸ジャイアンツです。人の顔より大きな葉が青々と精一杯広がって、この程度の猛暑は何ほどのこともないと言ってるようで、その活力は大..
posted by 明石 at 22:03
2013年06月28日
瀬戸ジャイアンツ 摘粒中
予定より一週間程度遅れて瀬戸ジャイアンツの摘粒、房作りに入っています。 今年の瀬戸ジャイアンツは冬場の冷え込みが厳しかったせいか、例年に比べて花穂が小さく、当園としてはやや小振りな房が多く、例年だと1キロ以上の房が6割程度はありますが、そんな大房は半減するのではと思っています。 瀬戸ジャイアンツは当園では最も遅手のブドウです。 瀬戸ジャイアンツの摘粒の適期までに、他の品種の袋掛けまでを終わらせられるかどうか、私のブドウ作りはそこからの逆算スケジュール傾向が強いと言えます..
posted by 明石 at 20:27
2013年05月31日
伊豆錦 その実力
昨年8月31日から3日間、「石川うどん」さんで「ぶどう祭り」を開催させてもらったのですが、まだ出荷を始めていない「瀬戸ジャイアンツ」以外の総てのブドウを一度に食べてもらって、その反応を見てみたいというのがそもそもの動機で、加えて「瀬戸ジャイアンツ」の販売前に他の品種を終わらせて置きたいという事情もありました。 「ピオーネ」「伊豆錦」「ゴルビー」「ハイベリー」「天山」の5品種を一粒ずつ摘み落として、一品種5〜6キロ入った大きなボールが5個、店のカウンターに並べられていました。..
posted by 明石 at 22:29
2013年05月24日
ハイベリー 本格化の予感
今年7年生のハイベリーはそろそろ本格化してもいい頃で、枝の太さ、葉の大きさともに大分しっかりしたものになってきています。 今年は思い切って作り方を変えています。花穂の整形は一切行わず、原型のままで一回目のジベ処理を終えました。 写真は二回目のジベ処理直前のハイベリーですが、これから房を切り詰めてスマートに整形します。果梗の伸び具合を見定めながら、どの時季に切り詰めるのが一番良いのか探っていくことになります。この品種は着果過多で、このままでは後工程の摘粒、房作りがとんでもな..
posted by 明石 at 20:28
2013年04月19日
順調に育っています
ゴルビー、伊豆錦は花穂の整形、誘引も終わって、花が咲き始めています。来週にはジベ処理を始めることになりますが、一回目のジベ処理が終われば、順次いよいよ実になって行きます。 他の園地では、ピオーネは二番手なのですが、既にこの一番手の園地を追い越しつつある生育状況で、今年も出荷は一番手となりそうです。 瀬戸ジャイアンツ、ハイベリー、天山とも順調に生育しています。 標高250〜300メートルの私の園地は、冬場に最低気温が氷点下7〜8度まで下がる夜もあり、それが何晩も続くと若木..
posted by 明石 at 20:28
2013年01月24日
商品規格の変更について
昨年末瀬戸ジャイアンツの15年生を5本切り倒して、私の園地のブドウは11年生の伊豆錦を最年長に、あとは8年生以下の代替わりした木ばかりとなり、年毎に本格的に成木化し始めてきています。木が成木化してくると果実を作ろうとする生殖成長が目覚しくなり、品質が過激に向上します。8年がかりでほぼ総改植して、昨年辺りから作りたいレベルのものにやっと手が届くところまできたのを実感しています。 例えばピオーネです。私が最初に取り組んだ品種ですが、先代の木だと1kgの房にすると完全着色が難しい..
posted by 明石 at 19:36
2012年11月16日
2012年度作 後記
今年は春先から低温傾向が長く続いた以外は天気的にはまずまずで、最初のピオーネから最後の瀬戸ジャイアンツまで、品質的にはこれが明石園芸のブドウだと言えるレベルで出せたと思っています。 ことに瀬戸ジャイアンツが9月、10月の少雨が幸いして、11月4日の販売最終日まで房の先部分で計測して糖度18度以上で出せたということには、胸のうちがすっきりするような達成感を得られました。 瀬戸ジャイアンツは秋口に雨が多いと糖度が下がり続け、10月後半になって糖度が上がるということはこれまでに..
posted by 明石 at 22:32
2012年10月26日
瀬戸ジャイアンツ11月4日まで販売します
そろそろキシメジの生える頃になり、多分駄目だろうとは思いながら今日広島まで遠征したのですが、悪いほうの予想は何でこんなによく当たるのか、他のキノコも含めてさっぱり影も形もありませんでした。雨が降ってもう少し気温が下がらないと、やはり生え始めないようです。 釣りの方も行こうと思えば何時でも行けるのだけど、海水温がもう少し下がらないとまだ夏の海で、あまり釣果を出せないのが分かっているから、250Kmも遠征して宇和島まではいささか億劫で、なかなかその気になれません。 この時季、..
posted by 明石 at 19:36
2012年09月21日
どうにか漕ぎ着けました
雨に邪魔されながらも早手の瀬戸ジャイアンツがどうにか仕上がってきています。 予報通り一週間ほど晴天が続けば万全の仕上がり具合になりそうです。 粒の大きさが20グラム程度までだと8月下旬には仕上がっているのですが、今年は大きい粒だと 25グラム前後まで肥大しているため(写真の瀬戸ジャイアンツの粒は500円玉よりは大分大きいです)、熟成に一ヶ月余分に時間を要しました。早くても9月下旬になるだろうとは予想していましたが、雨が降り続けばそれも叶わず、仕上がり損なうことも頭の中に..
posted by 明石 at 18:28
2012年09月07日
黄昏
瀬戸ジャイアンツの出荷が始まると、最後の品種ということもあって、作るということからすれば今年も終わりつつあるということになります。粒が肥大し過ぎた早手の瀬戸ジャイアンツの仕上がりが気掛かりなままではありますが、最後の仕上げはお天気に委ねられていて、既に私の手からは離れています、 朝晩少し涼しくなってくると、一年一作の疲れが吹き出してきて体はぐったり、頭の中も秋の夕暮れ的に黄昏始めているようです。少し休みたいとの欲求も瀬戸ジャイアンツの販売が終わるまではおあずけです。 六十..
posted by 明石 at 19:36
2012年09月01日
瀬戸ジャイアンツ 9月3日より出荷します
瀬戸ジャイアンツは二箇所でつくっていますが、早手の方が案の定仕上がりが遅れています。糖度的にはOkでも皮が熟れるのにまだ一週間程度時間が必要なようです。 予想通り遅手の方が先に仕上がってきました。こちらの方は粒の肥大期に猛暑日が多く、どこまで粒を肥大させられるかが毎年の課題となるのですが、今年は予想以上に立派な粒に仕上がりました。糖度的には園全体で18度域を越え始めているようで、皮の渋みも抜けています。 今年この園地で、瀬戸ジャイアンツの作り方の新たなヒントを得られたので..
posted by 明石 at 18:30
2012年08月04日
ハイベリーの出荷は8月10日頃から
昨年の雪辱を期して臨んだハイベリーも仕上がりつつあります。 現在糖度的には17度域にありますが、まだ皮が熟れていないのと、酸味がもう少し抜けたほうがいいようです。 粒の大きさは20グラムには達しなかったようですが、昨年までと比べると一回りは大きくなって、化けきってはいませんが化けつつあるというところです。 ハイベリーは来年、再来年と、木がしっかりしてくるほど、過激に変貌しそう(化けそう)です。 花澤先生によると粒の大きさ30グラムの実例もあるそうです。着色の心配をあま..
posted by 明石 at 01:18
2012年07月28日
大きくなりすぎても困る
これ以上大きくなると完熟させるのが厄介だというところまで、瀬戸ジャイアンツの粒の肥大が進んでいます。連日猛暑日が続いていますが、粒の肥大をとめて熟れる方へ向かせるため、灌水を控えています。 粒を大きくしたがる私が、大きくなり過ぎそうだと慌ててブレーキを掛けるのも滑稽ですが、瀬戸ジャイアンツでは30グラム前後まで粒を肥大させて、熟成にもう諦めようかと思うほど長い時間を要した苦い経験があるからです。 糖度的にいえば、そこまで粒を肥大させても、16度程度にはすんなりいけるのです..
posted by 明石 at 19:47
2012年07月07日
天山 何処までも大きく
今年4年生の天山は枝に花芽もあまり付かずまだまだ未熟域で、成木域に入るのは再来年以降になりそうです。 ブドウは成木域に入ると、今年ハイベリーがそうであるように、生殖成長に目覚め、枝に花芽が付く比率が格段に高くなり、花穂そのものも大きく充実したものになってきます。ブドウの方から生産活動を本格化しますよと告げてくれるのです。 4年生の天山に過剰な期待は控えていますが、昨年より一段は上がらねばと、その思いだけは強くあります。現在大きい粒で20グラム程度にはなっているように見えま..
posted by 明石 at 00:07
2012年06月30日
ハイベリー 摘粒中です
ブドウはどの品種も成木域に入ると、栄養成長から生殖成長に目覚めるというか、果実を作ろうとする機能が目覚しくなります。 今年6年生のハイベリーもそのように化けつつあります。 木を見るとやや貧相で、まだ2年ほど先かなという気もしていたのですが、多分根部分が地上部以上に充実してきているようで、昨年までとは花穂の付き具合、充実振りからして違って来ています。 写真は摘粒直後のハイベリーですが、粒の大きさ20グラム前後まで行きそうでたのしみです。 昨年出来損なったハイベリーだけに..
posted by 明石 at 00:19
2012年06月15日
販売予約受付はじめます
ピオーネ、伊豆錦、ゴルビーは既に袋掛けが終わっています。 袋掛けが終わると,工程的には一丁上がりというか、仕上がるのを待つだけです。無論,芽かぎ、灌水、除草等仕事は終わりませんが、工程的というよりは管理的な仕事になります。この管理がしっかりできるかどうかも、仕上がり具合を左右します。 農作物は最後はお天気次第となりますが、不承不承、人事を尽くして天命を待つ、ということになります。 3品種の袋掛けが終わったところで、2012年作の販売予約の受付を開始いたします。 出荷発..
posted by 明石 at 23:39
2012年06月01日
加温終了
予定通り5月いっぱいで加温が終了しました。 加温終了と同時にハウスの上下を開放し、外気にさらしっぱなしのトンネル状態となります。これまで加温して必要最低温度を確保してきたのですが、ここから先はお天気任せとなり、最後の仕上げは自分の手を離れていきます。 夜間の冷え込みが強いと、着色は進みますが粒の肥大は進まず、逆に夜温が高すぎると、粒は肥大するけど着色不良となったり、色々ありますが、農作物は最後はお天気にお任せする他仕様がないということです。 今年はこれまでの所、最初愚図..
posted by 明石 at 21:32
2012年05月25日
他の品種も順調に成育中
販売5品種の中でピオーネが一番出荷であるため、成育状況はピオーネに代表させていますが、他の品種も順調に育っています。 写真は2回目のジベ処理間近の瀬戸ジャイアンツです。申し分ない着果状況です。今年は枝の太さ、葉の大きさがまた一段と立派になってきていて、どんな仕上がりになるのか楽しみです。 余談になりますが、今年1月瀬戸ジャイアンツの剪定をしていて、右手中指の付け根を傷めてしまいました。枝が太くて剪定鋏では無理かとも思ったのですが、回し切るように強引に何千本という枝を切った..
posted by 明石 at 22:11
2012年04月14日
花澤先生御一行様 来園
花澤先生御一行様が来園されました。写真は先生ご夫妻と野上さん、塩見さんです。(字が違ってたらゴメンナサイ。) 私の園地は標高250メートル前後で山の斜面にあって、これまで風とか雪とか旱魃とかに時々ひどい目にあってきているので、強風とか積雪がある度、先生から大丈夫ですかと電話を頂き、何かと気にかけて頂いていることには恐縮しています。 雑草魂というか、踏まれる度にそれ以上の力で起き上がって、ブドウのハウスは最初の頃の数倍の強度に改修し、灌水施設も2ヶ月一滴の雨が無くても持ちこ..
posted by 明石 at 00:15
2012年03月10日
いよいよです
写真はゴルビーですが、ブドウの新芽が開き始めています。低温ということもありますが、それ以上に日照不足で、予定より一週間ほど遅れていますが、毎年のことながら、新芽が開き始めると、本年度作の本格的スタートのスイッチオンです。 私が今年特に気にしているのは、昨年突然の猛暑で出来損なったハイベリーと天山です。両品種とも同じ園地内にあって、少し屋根の低いハウスなので、猛暑の影響を一番強く受けたということもあり、今年は真っ先に屋根張りを撤去してやろうと、今から構えています。 ハイベリ..
posted by 明石 at 23:11
2011年09月24日
瀬戸ジャイアンツ 販売終了
例年より一月も早く瀬戸ジャイアンツの販売も終了しました。 二番手の瀬戸ジャイアンツがお天気につまずいて出来損なったためです。 あるはずの物が無いということでお客様にご迷惑をおかけすることになったことを、この場でお詫び申し上げます。 不本意ではありますが、これで明石園芸23年度作のブドウはすべて販売終了いたしました。お買い上げくださった皆様に感謝いたしますとともに、皆様の期待を裏切らぬよう、予測不能な気象環境のなか、来年も奮闘するつもりです。 今年も ありがとうございま..
posted by 明石 at 17:45
2011年09月02日
頭の中はもう既に来年度作
販売5品種の最後のブドウ、瀬戸ジャイアンツの出荷が始まると、私の頭の中は、生産者としては来年度作のことを思い描き始めています。 ピオーネ、ハイベリーは今年しっかり幹が太くなり、来年からは本格的に成木域に入ります。 自分の思い描いた品質レベルに到達できるかどうか、両品種とも来年は真価を問われる年になりそうです。 ピオーネはより優良系のピオーネということもあって、先代に比べると着色がよく、再び巨大粒ピオーネに挑みます。加えて、ジャンボピオーネも来年4年生になり、その特性を多..
posted by 明石 at 16:21
2011年08月19日
瀬戸ジャイアンツ 8月29日から出荷します
瀬戸ジャイアンツも仕上がってきました。写真は多分1200gクラスの瀬戸ジャイアンツです。糖度を測ってみると、肩部分で20度、房先で22度でした。一般の常識からすると妙に思うかもしれませんが、熟期に入って糖度が上がるのは肩部分(房の上側)からですが、完熟域に入ると、灌水とか雨とかで、水が循環して下がるのも肩部分からです。 猛暑を耐えるには、雨が降らないと、週一回の灌水は必要となります。管理のしっかりした生産者のブドウは肩より先の糖度が高いという逆転現象が生じます。更にいえば、..
posted by 明石 at 21:57
2011年07月29日
瀬戸ジャイアンツ 予約販売開始します
6月下旬の突然の猛暑、台風6号による強風等、さまざまな気象障害を潜り抜けて、瀬戸ジャイアンツも姿を整えつつあります。 今年は例年に比べて、突然の猛暑によるストレスのためか、シミがやや多いようです。 粒を大きくすることが大好きな私が、妙な話ですが、瀬戸ジャイアンツに関しては、20g前後程度以上に大きくなっては困ると思っていることも滑稽です。大きくしすぎて懲りたのは、本来種のあるべきところに空洞ができたり実のしまりが悪くなり、糖度の上がりが非常に遅々となることです。瀬戸ジャイ..
posted by 明石 at 21:11
2011年07月24日
気候変動
7月20日からピオーネを出荷しますとブログに載せたら、その20日の日に台風6号が襲来、なんともすごいタイミングで、妙な言い方ですが、私と天気の愛性の悪さは半端ではないです。 幸い多少の傷みは出たものの、ブドウはどうにか無事でやれやれです。 今年の天気の推移は農作物には昨年より更に厳しいです。私のブドウも加温の施設栽培でなかったら出荷までたどり着けたかどうか、無事ではなかったと思います。事実、5箇所の園地でブドウを作っていますが、無加温のハイベリー、トンネル栽培の瀬戸ジャイ..
posted by 明石 at 22:07
2011年06月30日
突然の猛暑
5月26日からほぼ1ヶ月、晴れ間の少ない梅雨空が続いていたのですが、6月22日から突然の猛暑に見舞われています。 夏用の施設対応も当然間に合わず、ハウス内は40度近くまで室温が上がりました。 写真はハイベリーですが、高温障害で房の上半分がミイラ化してしまいました。1週間でこうなったと思いがちですが、6月23日1日での傷みの結果です。 白腐れ病かとも思い、岡山の花澤先生にお伺いしたところ、高温による生理障害だろうということで、私も納得しました。 瀬戸ジャイアンツも今摘粒..
posted by 明石 at 20:54
2011年06月23日
予約販売開始します
同じ房でのピオーネの着色状況、これで3度目ですが、6月4日の着色はじめから20日間でほぼ完全着色です。粒の大きさはこれくらいでも差し支えはありませんが、まだもう少しは大きくなるだろうと思います。この房は今でもたぶん1kgはあると思います。後は糖度が17,18度になるの待つだけですが、悪い予感が的中して極端な日照不足になっているため、いつから出荷とは言いがたいです。
よほど梅雨が長く続かない限り、7月下旬ごろからはピオーネから順に出せるだろうとは見込んでいます。 ピオー..
posted by 明石 at 20:49
2011年06月17日
天山 どこまでも大きく
3年生の 天山 です。 粒が40g、50gの大きさになってもいいような摘粒、房作りを早くもやってます。(笑) 裂果という課題はありますが、天山では粒を大きくすることに自分を解き放ちたいと思うようになっています。 これまでピオーネ、伊豆錦、ゴルビー、瀬戸ジャイアンツでも、最大粒35g前後まで計測していますが、大きくはできるのだけど、大きくすればするほど、着色と味乗せが難しくなり、あまりに大きくしすぎないよう自己規制しています。 見てびっくりよりは食べてビックりを重視して..
posted by 明石 at 19:47
2011年06月11日
ピオーネ 一週間後
一週間経ちました。房の真ん中あたりの小さな粒を一粒のけましたが、先週と同じピオーネの房です。一週間での色の進み具合がよくわかると思います。 これから着色しながら粒が肥大してゆきます。 粒が大きくなりきってそれから着色するのなら管理は楽ですが、5,6分で粒の肥大が止まって着色、ひとしきり着色するとまた粒の肥大というサイクルを何度か繰り返します。そのサイクルの邪魔をしないで推し進めてやるのが上手な管理です。 他の園地では、伊豆錦、ゴルビー、瀬戸ジャイアンツ等も順調に育って..
posted by 明石 at 13:08
2011年05月29日
雨、雨、雨
雨が降り続いています。おまけに台風まで接近中です。 お天気相手に喧嘩しても勝てるはずもなく、なるようにしかならないから、気にしないことにしています。 自家用のサクランボは熟期がこの雨とぴったり重なり、熟れる片端から裂け続けています。 無論ブドウの生育にもいいはずありません。 開花期に雨にたたられると、灰カビ病が多発して結実が難しくなります。 最低気温がもう3度ほど上がれば、ベト病、ウドンコ病発生最適環境になり、葉、枝、樹まで侵される恐れが増大します。 我が園ではこ..
posted by 明石 at 13:19
2011年05月22日
瀬戸ジャイアンツ 実になっています
瀬戸ジャイアンツは二か所で作っていますが、早手のほうは一回目のジべ処理も終わり、実になっています。 昨年は糖度的には今までで最高で、ほぼ20度で最初から最後まで出せました。 たいていの方は高糖度を喜びますが、甘すぎて瀬戸ジャイアンツの持ち味が消えていると、文句を言われる方もたまにはあったようです。 私も数値目標として糖度20度を掲げているのですが、本当のところそれほどの糖度が必要なのかは疑問です。 ピオーネはあえて糖度20度までは置きません。若干酸味の残る17,18度..
posted by 明石 at 22:17
2011年02月28日
改稙
ブドウの苗木一本植えるために約25平方メートル掘り起こします。12月中にツルハシで30〜40cm掘り起こし、2月中に完熟たい肥をすきこむように二本鍬でもう一度堀砕きます。ブドウを15年以上も作った園地での改稙は、それくらいして切り倒したブドウの根を取り去って土をリフレッシュさせないと、連作障害的に育ちにくいです。 この作業は非常にきついです。今回は一日に2本分、50平方メートル掘り起こすのがやっとでした。瀬戸ジャイアンツの13年生、大木を切り倒しての改稙だから大変です。こん..
posted by 明石 at 22:03
2011年02月08日
剪定時の本年度作予見
トンネル栽培の瀬戸ジャイアンツを最後に、全園の剪定作業が終了しました。一枝一枝ハサミを入れてゆくこの作業は、同時に今年のブドウを予見できる第一歩なので、結構楽しみながらやっています。毎年いいブドウを作るには収穫後の管理が大切で、その管理が行き届いていたのかどうかの答えが剪定時に出ます。明石園芸のブドウはこの7〜8年で総改稙を行ったため、全園が若木となっています。成木域に達しているのは全体の半分くらいです。年々木が育ち手ごたえが上がってくるのは、作り手だけが味わえる楽しさです。..
posted by 明石 at 21:19
2011年02月02日
生命の営み
三年前、2008年1月22日、平野部は霙でも山は雪で、瀬戸内ではほぼあり得ない40cm前後の積雪があり、全ハウスの屋根部分がドミノ倒しのように倒壊しました。加温直前だったピオーネのハウスは柱まで倒れ全壊という有様でした。5か所総面積90aのハウスが一日の雪で全滅したのです。 長靴がすっぽり入ってしまうほどの雪の中を歩いて各園地を回ったのですが、その道中ハウスを直す順番とか今年作れるブドウとかをもう考えている自分に驚きました。起こった事は仕様がないと受け入れて切り替える早さに..
posted by 明石 at 18:23
2011年01月26日
続 あのメロンのように
ブドウの販売品種が5品種あると、どの品種に一番力を入れてますかとよく聞かれます。私の答えはいつも同じです。どの品種も同じように精魂込めて作っているのだからどれということはないです。5品種それぞれがその品種にしかない個性を持っているのだからなおさらです。私にしてみれば瀬戸ジャイアンツばかりがクローズアップされるのは、あんまりおもしろいことではないのです。 ことにピオーネが年々影が薄くなってきていることに対しては、内心怒りさへ覚えることがあります。通信販売の委託業者が瀬戸ジャイ..
posted by 明石 at 21:11
2010年12月27日
花澤ぶどう研究所
瀬戸ジャイアンツ、ハイベリーの生みの親 花澤先生の研究所を訪問しました。 写真は花澤先生ご夫妻と私ども夫婦です。毎年この時期に一度は当研究所を訪問するのですが、最初の訪問からするとはや十年という歳月が流れています。私は思ったことをストレートにずけずけ言うタイプなので、その分周囲と摩擦も火花も生じやすいのですが、先生ご夫妻は最初からにこやかに受け入れてくださってありがたかったです。 品種改良家として花澤先生が作出されたブドウの品種はいずれも個性豊かです。詳細は花澤ぶど..
posted by 明石 at 00:07
2010年09月28日
新潟県M様からのご感想
先だって注文した瀬戸ジャイアンツが昨日届きました。 とても 美味しかった! 子供の頃から、どんな果物であってもケーキなどの加工品にはかなわないと思っていました。明石さんの瀬戸ジャイアンツはその固定観念を見事にひっくり返してくれました。 会社の女性達にもおすそわけ。まぁ喜ぶのなんの。 試食キャンペーンでいただいたぶどうの時もおすそわけしたのですが、あの時も昼休みの女子社員達はテンション高くて愉快でした。 ちなみに、男の同僚におすそわけしなかったのは、男にあ..
posted by 明石 at 14:40
2010年09月15日
試食キャンペーン開催!
瀬戸ジャイアンツも完熟期に入り始めています。 緑から黄へ、黄が透けるように白っぽく薄らいでくると完熟期です。 さらに房の肩口辺りに赤味が差してくると過熟期になります。
熟成の色変化も以上の四段階はあります。9月に入って瀬戸ジャイアンツの出荷を始めたのですが、今年は最初から糖度20°前後での出荷となってます。糖度的には今までで最高です!
この味と食感を少しでも多くの人に伝えたいという思いから、 試食キャンペーンの一環として、800g前後1房..
posted by 明石 at 16:57
2010年09月02日
食べてビックリの瀬戸ジャイアンツ!
瀬戸ジャイアンツ
の出荷が始まりました。 猛暑のせいか昨年に比べるとやや小粒ですが かえって好都合というか、いきなり
20°
近い糖度での 出荷となっております。
昨年、一昨年と二年続きで粒を大きくし過ぎたことと、 熟期に雨にたたられて不本意な味での出荷を余儀無くされました。 見てビックリよりは食べてビックリが優先です。
瀬戸ジャイアンツは今年の粒の大きさくらいで、 糖度20°前後でこりこり音がするほどの食感という ところに落ち着か..
posted by 明石 at 18:44
2010年08月24日
【瀬戸ジャイアンツ】あと少しで出荷開始!
10年に一度(?)という猛暑の中で、瀬戸ジャイアンツもどうにか仕上がってきています。樹によってばらつきもありますが、園全体で平均すると糖度は
16〜17度
、というところです。 一週間後の
9月1日から出荷を始める予定
です。 糖度的にはOKでも、果肉の締まりに多少時間を要するということです。 今年の猛暑は、
「出来損なうかも知れない」
という危機感を持ってしまうほど、限界点近くに在り続けています。 天候を人の力で変えられない以上、そのなかで品質を高くしよ..
posted by 明石 at 14:52
2010年08月05日
瀬戸ジャイアンツの予約販売を開始しました
ピオーネの試食キャンペーンにご応募いただいた方に
御礼申し上げます
。 ご好評の内に全て出荷させていただく事が出来ました。 ご試食いただきました方には、是非ご感想をいただければと存じます。 さて、いよいよ
瀬戸ジャイアンツのご注文を受け付け開始
することになりました。 例年より10日程遅れておりますので、
出荷は9月に入ってから
になりそうです。 尚、瀬戸ジャイアンツをご予約いただいた
先着50名様
に、来年度から本格化してきそうな
『ハイベリー』をお一人様につき一房..
posted by 明石 at 14:53
2010年08月05日
【瀬戸ジャイアンツ】暑い日にはぶどうの葉が悲鳴を上げる
連日35度を超える猛暑で、強い日差しを避けるように、
瀬戸ジャイアンツ
の葉も丸まって小さくなっています。 昼間と比べると夕方は幾分開いているようです。
この葉が黄葉したりすると、品質目標は実現不可能となります。私以上に葉の方も必死です。乗り切ってたどり着けるのかな…。 あまりの暑さに向こう岸が嫌に遠く見えてしまいます。葉が
「もう限界だよ」
と悲鳴を上げ始めています。
posted by 明石 at 12:38
2010年08月05日
ピオーネの試食にご応募いただいた方より
こんにちは! ピオーネ試食させて頂きました(^_^) とっても大きな房でびっくりしました。 取りたてな感じでとてもフレッシュで嬉しかったです! 甘くてプリプリしていて家族で美味しく頂きました(^O^) みんなにこの美味しさを伝えたいと思います。 ありがとうございましたm(__)m 静岡県焼津市N.M様より 園主より: こちらこそ、ご感想をいただきありがとうございます。 本日より、瀬戸ジャイアンツの予約も開始いたしますので、是非そちらも召し上がってい..
posted by 明石 at 12:18
2010年06月20日
袋掛け終了&予約販売開始しました!
伊豆錦、ゴルビー、ピオーネは既に袋掛けが終わっています。 (瀬戸ジャイアンツの現況は
コチラ
) (ハイベリーの現況は
コチラ
)
※袋は特大(22cm×32cm)です。
白い大きな花が咲いたように見えます。 また、ぶどうが見えなくなるので、少し物足りなくもあります。 伊豆錦、ピオーネは6月半ばより着色が始まっています。 ゴルビーの着色には20度前後の夜温は高すぎます。粒の大きさは現在、いずれも
15g前後
というところです。
また、収穫時期まで約..
posted by 明石 at 00:00
2010年06月09日
あの『瀬戸ジャイアンツ』より手間がかかる!ハイベリーの摘粒作業
摘粒の時期ですが、手が回らず放置されています。 ハイベリーの摘粒は瀬戸ジャイアンツ以上に大変です。 両方とも岡山の
花澤先生
の作品ですが、
「もっと房作りし易い品種を作ってよ!」
と岡山に向かって言いたくなるほどです。 今年も私が一人で房作りをすることになりそう。。。
posted by 明石 at 19:09
2010年06月09日
圧巻!“藤棚”ならぬ“瀬戸ジャイアンツ棚”
『藤棚』ならぬ『瀬戸ジャイアンツ棚』です。 春先からの低温で花穂の成育不良や痛みもありますが、元気な樹はしっかり結実させています。 6月半ばから摘粒、房作りになりそうです。
posted by 明石 at 18:54
2010年05月20日
いよいよ摘粒・房作り!この作業は本当に大変なのです
2回目の
ジベレリン処理
も終わり、すっかりブドウの房らしくなっています。 いよいよブドウ作りの最大の難所、
摘粒・房作り
です。 一粒一粒ハサミで摘み落としながら、房形を作っていきます。
『房の中に粒を閉じ込めない』 『粒と粒がひしめき合ってつぶし合わないようにする』
等々を念頭に入れての作業となります。 現在、粒の大きさは5〜6gですが、出来上がりは現状の4倍くらいの大きさになると思います。それを想定しての作業です。 当園のベテラン作業員で
1時間あた..
posted by 明石 at 20:14
2010年03月26日
雨が多いですね
いやに雨が多く、日照不足です。暖冬で展開が早まりそうだったのが、日照不足で帳消しにされています。 ここ加温一番手のハウスでは、伊豆錦、ゴルビーが展葉5枚前後で先に花穂もしっかり着いています。気温の変動が激しくなる一方という近年の天候では、品質の高いぶどうを作るために、加温設備がもはや不可欠となってきています。 良い物を作るためには手間も経費もかける。その分高く売らなければ、赤字になってしまう。しかし、この不況下、売れるのかな?
瀬戸ジャイアンツ ..
posted by 明石 at 00:00
2010年03月01日
某市長O様からのお手紙「新鮮な感覚で美味しく…」
謹啓 初秋の候、ますますご清祥のことと御慶び申し上げます。 平素より、格別のご厚情を賜りまして、厚く御礼申し上げます。 この度は、丹精込めて作られた葡萄「瀬戸ジャイアンツ」を御恵与いただきまして、誠にありがとうございました。 瑞々しく、上品な甘さで、種が無く、また、皮ごとそのまま食べる事ができ、新鮮な感覚で美味しくいただきました。 時節柄ご自愛のうえ一層のご健勝とご活躍を心より祈念申し上げますとともに、今後とも格別のご支援を賜りますよう、お願い申しあ..
posted by 明石 at 15:08
2010年03月01日
T様からのFAX「感動に値する美味しさ」
明石国広様 このたびは丹精のこもった、とっても美味しい瀬戸ジャイアンツをお送り下さいまして誠に有難うございました。 実に“感動に値する美味しさ”です。 是非この美味しさを毎年味わってみたいと思います。 お送りいただく時期は貴農園様にお任せ致します。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
posted by 明石 at 15:00
2010年03月01日
高松市T様からのお手紙
明石国広様 平成21年9月25日 明石様にはご健勝のことと、お慶び申し上げます。 いつもお世話になっております上に、本日大変結構な品を賜り、恐縮に存じます。 国分寺町において、本場の岡山を上回る糖度を誇る瀬戸ジャイアンツが生産されている事をうれしく思います。 国の内外にその名が広まります事を心より祈念申し上げます。 暑い日がまだ続きそうです。何卒お体に御留意下さいますよう、お願いいたします。
posted by 明石 at 14:10