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2011年09月16日

最終局面は直販で

私の販売の歴史は、最終的には直販でという思いを最初から抱え込んで、そのための実績作りという思いを、いつもどこかに潜めさせていたようです。
高品質高単価の実現を目指して10年余り市場出荷に賭けましたが、10年遅れというサイクルの悪さが付きまとっていたようです。日本のトップ市場でピオーネのトップ生産者という位置に7年間ほど居たと思いますが、価格面では決して満足の行くものではなかったです。
或る年、全国的に極端な日照不足で農産物が総不出来で、市場価格が総下落したことがあります。私のピオーネは前年と変わらない品質レベルに仕上げたのですが、価格は相場の下落分ともに下落しました。このときは激怒しました。 地方の市場なら私も言わない。日本のトップの市場が、こんな時によくここまで作れましたとそれを評価しないのなら、生産者が品質を高めるために努力する意味はどこにあるのか、と。
この時が市場に見切りをつけた時です。東京、大阪のトップ市場で単独で勝負して、辛酸を嘗め尽くして市場を出たというところです。
ただ、勉強になることも多かったといえます。日本の頂点とも言える、東京日本橋の果専店や百貨店への納品は、要求も注文も当然ながら厳しく、その中で自分が鍛えられ磨かれていったのだと思います。その意味では感謝していますし、そこで作られた実績や自信は今の自分の大きな財産となっています。
一昨年私もついに60代に突入して、販売の最終局面直販を本格化させることを決心しました。まだ自分の作ったも全部をさばけるだけの販売力はありませんが、援軍無用、売れ残ったら廃棄処理するまでだ、と切り替えは強引です。
市場は生産コストをほとんど無視して、商売上の都合だけで市場価格が決められます。私がホームページで出している販売価格は、生産コストを原価計算して多少の利益を上乗せした価格です。それ以上低くすれば直販をする意味がなくなる、いわば最低ラインの価格です。その価格が高いのか安いのかは、購入して食べた方のジャッジメントだと思います。
私が目指しているのは春先にブログに記していますが、あのメロンのように、その人その物でしか満足を得られない、代替不能、いわばオンリーワンの世界です。成せればよし、成せなければそれもよしです。全国に向かってアピールするのは65歳までと決めています。そこを過ぎれば規模を縮小して、どうにか食べていけたらいい農業に切り替えるつもりです。
posted by 明石 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言
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