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2011年02月02日

生命の営み

三年前、2008年1月22日、平野部は霙でも山は雪で、瀬戸内ではほぼあり得ない40cm前後の積雪があり、全ハウスの屋根部分がドミノ倒しのように倒壊しました。加温直前だったピオーネのハウスは柱まで倒れ全壊という有様でした。5か所総面積90aのハウスが一日の雪で全滅したのです。
長靴がすっぽり入ってしまうほどの雪の中を歩いて各園地を回ったのですが、その道中ハウスを直す順番とか今年作れるブドウとかをもう考えている自分に驚きました。起こった事は仕様がないと受け入れて切り替える早さに自分でも唖然とするときがあります。
雪が解けるのを待って復旧にかかったのですが、雨の日も雪の日も真っ暗になるまでの突貫工事で、春までに瀬戸ジャイアンツと伊豆錦ゴルビーのハウス2か所を復旧させました。他の園地は樹を何とか維持できるようにするのがやっとでした。
私はどんな窮地に立たされても助けてくれとは言わないのですが、さすがにこの時ばかりは叔父や義兄の差し伸べてくれた手を握りしめました。
全ハウスが復旧したのは昨年です。三年要するのは最初からわかっていましたが、40cmの積雪に耐えられるようハウスの構造を強化したため、手間と費用が以前のハウスのほぼ倍になりました。おかげで明石園芸の収支決算は赤字続きです。
私は今年で就農24年目ですが、自然の猛威の前で人間の無力さを思い知らされることも度々です。
されど諦めようと思ったことは一度もないです。もはや私にとって農業が生活そのものになっているからです。
生命の営みということになるのだと思います。踏まれても蹴られてもまた営々と営みを続ける、その点において人も動物も植物も生きるものはすべて同じなのだと思います。生きようとする本能的な意志、何があっても生命の営みを続けようとすること、そのことが尊いのだと、今ようやくそれがわかる年代に入ってきたのだと思います。
posted by 明石 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言
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