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2020年07月16日

常に天災と向き合って(農業)

7月6日から14日までの9日間、12日以外は毎日雨、この間の総雨量が300ミリ近くになっていて、香川県では珍しいと言いたいところですが、近年お天気の偏りが極端になってきているようで、8月9月のどこかで雨が降り続くということが毎年のようにあります。10年前までなら8月9月は瀬戸内地方は雨が降らないと思って間違いなかったのですが、9月にやたらと雨が多く完熟期の瀬戸ジャイアンツにカビが生えて腐り全滅しそうになった7年ほど前から、降りだすと長雨になる8月9月を何度も経験しています。
あまりに雨が降り続くとブドウも裂果して腐ったり、また灰カビ病、うどんこ病、べと病とか病気も多発したりします。病気の予防はしていても、あまりに病気が発生しやすい状況が続くと、予防効果も殆どなくなります。ブドウは袋掛けが終わると仕上がりはお天気の託すことになるのですが、これほど雨が続くとお天気は仕上げの役には就かず、傷みを増やすばかりの悪役でしかなくなります。農業だけでなく林業漁業の第一次産業は、自然の中に身を置いての営為であるが故に、常にお天気との格闘を強いられて大小様々な天災と向き合っていますが、普通人は災害に会って初めて自然の猛威に人間がいかに無力であるかを知ります。第一次産業従事者は常に天災と向き合っている、そこがちょっと違うところかなとも思えます。
14日昼ネットで10日間予報を見ると傘マークが2日ほどに消えていて、これで梅雨も明けるかもとほっとししていたら、翌15日昼になるとまた傘マークがびっしり復活、これでは梅雨明けはまだまだそうで溜息もでます。3か所ある園地を見回して、やはり3番手9月出荷の瀬戸ジャイアンツが傷みが出始めて心配です。夜蛾に吸われた粒が天気が良ければその粒だけが腐るのですが、雨が続いて高湿度だとその粒にカビが生えて房全体に広がって腐ります。今まさにその腐りが広がり始めているという状況です。10日ほど前に袋掛けが終わったのですが、今日から袋を外して1房ずつチエック腐ったり傷んだりした粒を取り除きます、10日後にまた袋から出すというのは気分的に疲れます。これまで瀬戸ジャイアンツが長雨で傷んだのは完熟期頃のことで、今のように食べられないような未熟期はそんなに傷みがでないだろうと思っていたのですが、どうもそうではないらしく、粒の肥大期後半になると同じように傷みが出ることを今学習しているさなかです。皮ごとたべられるほどの薄皮は果肉がむき出しになっていると考えれば、何でカビが生えやすいとかがより分かりやすくなります。
前記のブログで7月20日頃からピオーネから順次出荷できますと書きましたが、1番手の園地ではピオーネ、ゴルビー、クイーンニーナとも糖度的には17度に達していそうです。今でも出せなくはありませんが、もう少し酸抜けが進めば更に甘さが強くなります。この天気でよくここまで仕上がってきているものだと誇らしくもあります。あと天山はこれだけ雨が降り続くと裂果がひどく既に駄目になっています。ともかく梅雨明けを待っています。梅雨明け後1週間晴れれば19〜20度の糖度は例年です。
posted by 明石 at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言
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