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2014年07月19日

クイーンニーナ

もう少しすっきり着色してから紹介しようと思っていたのですが、これぐらいの色具合が私好みなので写真撮りしました。新品種「クイーンニーナ」です。
農研機構果樹研究所において「安芸津20号」に「安芸クイーン」を交配して誕生した品種で、「クイーンニーナ」は「安芸津27号」の「27」と「安芸クイーン」の「クイーン」を合わせて命名されたようです。
一般の苗木屋さんが苗木を販売できるようになってまだ4年目の新品種ですが、当園では昨年2年生の木に無理に結実させ試食してみて、いささかショックを受けるほど私好みのブドウであることが分かりました。
皮ごと食べる品種ではないのですが、果肉の質感が高く、皮ごと噛んで食べてもそれほど皮が邪魔にならないようだし、完熟させれば皮も十分美味しいです。甘味でも酸味でもないどこかレトロなコクが旨味に加味されていて、詩情を呼び覚ますような味わいがあります。粒の大きさもこの写真の実物で20gに届いているし、あとは房形が整えば来年度には商品化できそうです。
次々と優れた新品種を生み出してくれる品種改良の方々には心から感謝しています。
私の仕事はその品種を生産の現場でどこまで進化させられるか、品種の可能性を限界まで作りきることです。その品種を生み出された方々に、ここまで作れますよと目を見張らせることが、作り手としての感謝の表現になるのだと常々思っています。001.JPG
posted by 明石 at 00:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 園主の独り言
この記事へのコメント
ご苦労様です。こちら長野県長野市在住の巨峰生産農家です。試しにクイーンニーナを植えて4年目になります。今年は見事な房になっていますが今日は九月八日ですが着色が薄い赤色です。ここ二、三日は朝20℃です。味は今現在、巨峰より甘く酸味はあまりないような気がします。これからの色づきが心配です。今は様子を見ていますがどうなるか楽しみです。
Posted by 宮下正之助 at 2015年09月08日 12:02
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