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2020年03月31日

コロナ騒動の向こうに

コロナウイルスが世界中に拡散して、人の往き来も物流もさながら鎖国状態のように各国門戸を閉ざしています。そんな報道映像を見ながらふと思うのは、これまでの過剰なグローバリズム市場経済を終わらせる良い機会にならないかということです。市場経済は世界を覆い尽くして既に飽和状態になっているし、米国でトランプ氏が自国第一主義を掲げて大統領になった時から、世界の各国も次第に内向き傾向を示すようになり始めて来ましたが、今回のコロナウイルス騒動が更にそれを加速させるのか注視しています。グローバル化が国境を取り払えならコロナウイルスは go home 全く真逆で、先進国で右翼が台頭し出してから始まる先祖返り的自国主義の流れと重なるように見えたりします。
私は過剰なグローバリズム経済には辟易で、世界の各国自国で間に合うことは自給して、無い物不足する物を輸入して、余る物とか特産品を輸出する、ゆるやかな交易に戻したらどうなのだと思ってしまいます。科学や時代がバックできないことは承知していますが、今の時代の延長線上に破滅しか見えないなら、方向転換するしか生きる道はないのだと思います。だから世界が内向き傾向にあるということは、自分を見つめ直すことに繋がるなら、次への移行段階として在り得べき姿とも捉えられます。
ではトランプ大統領の言う自国第一主義が正論かと言うと、自分が一番大切、自国が一番大切という意味ではあまりに当たり前で、わざわざ言うほどのことなのかとなりますが、これが自分さえ良ければ全て良いとなると破壊的暴徒となります。人は幸せになりたいとか豊かになりたいとかの個人的欲求を抱えて社会の中に生きているのだけれど、自分だけが良ければいいでは決して幸せにも豊かにもなれず、社会全体が良くならないと自分も良くならないことにいずれ気付きます。国と国との関係も同じで、自国が良ければ全て良いでは戦争ばかりで、決して幸せにも豊かにもなれません。世界の国々全体が良くならないと自国が良くならないのは多分同じはずです。
経済におけるグローバリズムは独占欲支配欲による経済戦争で、国別個人別でも極論すれば唯一の勝者とそれ以外の圧倒的多数の敗者しか生まない、より資本力の高い者だけが勝ち残る資本主義の構造そのものです。国別個人別でとんでもない格差社会、というより極々一部の超富裕層による富の独占社会では、国としても個人としても誰も幸せにも豊かにもならない、グローバリズムは体のいい口実でしかないようです。
けれど例えば地球環境問題とか気候変動問題とかコロナウイルスのような世界規模の感染症とか、世界が結束して協力協調して対処しなければならない、本当の意味でのグローバリズムは必要です。こちらの側で考えると、全体が良くならないと自分が良くならない、との意味が良く分かると思います。
経済至上主義も資本主義も市場経済も、おそらくもう限界点に達していると思ってます。人類に未来はあるのかと問われると答えることができないほどに、温暖化気候変動とか地球環境の悪化の脅威は年毎に切迫して来るのを覚えます。経済至上主義がどれほど破壊を尽くして地球を傷付け、人類自身をも損なってきたのか、そのツケをこれから払わされることになります。自ら生き方を変えなくても、いずれ変えざるを得ないほどに環境が変わることになりそうですが、生き残れるのなら地球の再生回復に努め、共存共生の理念が骨肉化するような人類に生まれ変わってほしいと、思ったり願ったりします。


posted by 明石 at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2020年03月21日

温暖化最先鋒 南極大陸

今年2月南極で6日に18、4度、14日に20、75度と二度過去最高温度を更新したとの報道がありましたが、「嘘?」と絶句してしまいました。地球上で温暖化が一番進んでいるのは南極だそうで、この50年間で他の地域の平均気温は0,75度上昇しているのに比べて、南極では3度上昇と4倍も温暖化が進んでいるそうです。その結果この5年間で南極の氷が溶けるスピードがそれまでの3倍になっていることが最近の調査で分かったとされています。
南極の氷が全部溶けるとどれほど海水面が上昇するのかを調べてみると、40m〜70mと幅がありますが60mという説が一番強いようです。60m海面が上昇すると河口に広がる平野部は殆ど海面下に沈み、世界で一体どれだけ平野部が残るのか唖然とします。アフリカ大陸あたりは残りそうですが、熱波に襲われて何も作れなさそうだととどめを刺されています。今のところ南極の氷が全部溶けるとの予測はありませんが、60mも海面が上昇して残った陸地が熱波に襲われて灼熱地獄になったら、逆に氷の無くなった南極大陸くらいしか住めるところはなくなるのではと溜息が出ます。
私が怖く思うのは、温暖化気候変動はこれまでを見ても、学者の予想をはるかに上回って進行が速いということです。それは例えば地中海中のメタンガスが噴出する等の副作用が計算の中に入っていなかったことなどがあるはずで、これからもそんな計算外の結果的に知りうることが多々あるはずだと思えます。
南極大陸に乗っかている氷は平均でも2450mの厚さがあり、それが全部溶けるには何百年も要し、暗に考えられないと言ってるようですが、既に溶ける速度がこの5年で過去の3倍に進み、地球全体の温暖化も火ダルマ的急加速であることを考えると、何百年後かが次第に近い未来に成り代わったりするのではと思ったりします。現在の科学力、人知では計り知れない化学反応のようなことが自然の中で起こったりするのではないかと思ったりします。
それに南極の氷が全部溶けなくても、例えば海面が3m上昇しても東京の海抜0メートル地帯とか致命的に打撃を受ける所は世界の至る所にあるようで、それが10mだと日本の海岸沿いの平野部とかは殆ど海に呑まれることになります。考えたくなくても既にとっくに地球は温暖化気候変動の渦中に入っています。どこに向かうのか、何が起こるのかを注視していないと最低限の備えも出来なくなるだけです。
posted by 明石 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2020年03月07日

米国大統領選挙予備選挙

米大統領選の民主党候補指名争いで再出馬のサンダース氏が前回以上の支持を得て、果たして超大国アメリカという国全体を動かすほどの大きなうねりとなるのか、私も興味深く注目しています。サンダース氏は前回ヒラリークリントン氏と指名争いをした時、資本主義陣営の要の米国で社会主義的な候補者は奇異にも見えたのですが、あれから更に学生とか若い層の熱烈な支持を広げてきているようです。
サンダース氏の政策主張を見てみると、「歳出拡大、法人税率の引き上げ、国民皆保険の実現、数兆ドル規模の気候変動対策、学生ローンの債務帳消し、公立大学の無償化、社会保障の拡充、発電産業の国有化、富裕税等々、、、、」特段社会主義的なようにも見受けられないのですが、企業、金融業等の経済界や富裕層には承服しがたい項目もあって、現状では実現困難なことばかりであるようです。サンダース氏は革命だと言ってるようですが、立ち位置を貧困者の側に移すという点ではそうかも知れませんが、あれほど銃による無差別殺傷事件が毎年多発しても一向に銃規制に向かわない岩盤的に頑固な米国社会を変えることが可能だろうかと思ったり、だが貧困者や低所得者が多数派になれば時代は動かざるを得ないのではと思ったりします。
私は資本主義ももう終末期だと思っています。1%の富裕層に富が集中するような社会は格差とかいうレベルではなく、資本主義の必然と言うか富の集中独占社会で、民主主義は建前で飾られているだけで中身は何もないのが実情です。
オバマ前大統領がchangeと訴えて全米にうねりを起こしたのは、希望が持てる社会に変わることを人々は願ったということであるのだろうし、その後ヒラリークリントン氏がトランプ氏に敗れたのも、代表的な既存の政治家では何も変わらないとそっぽを向かれたことであるようです。何でトランプ氏が大統領になれたのか、見慣れた政治家たちとは破天荒と言えるほどに型破りであったのが大きな要因となったようです。型破りであるが故に社会を変えてくれるかも知れないとの期待感があったはずです。
だが残念ながらトランプ大統領では企業優遇、富裕層優遇はますます顕著で、生活苦に喘ぐ低所得層に最悪の結果しかもたらさないだろうし、損得勘定むき出しのあまりに自己中心的な姿勢は、これまで世界を牽引してきた米国の栄光と誇りをもう既に十分落としているし、世界のリーダーの座を自ら降りて米国の地位の没落を加速させているだけに見えます。
私は米国国民ではありませんがサンダース米国大統領を見てみたい。資本主義の結末、ほんの1%の富裕層が富を独占するような社会を壊さないと、残り99%の大多数に未来が開けないのは明白です。サンダース氏が実現不可能な政策を列挙していると揶揄されがちですが、生活苦に喘ぐ貧困層が更に増えて多数派になった時、そんな他人事みたいに言っておれるだろうかと思ってしまいます。サンダース氏は自ら民主社会主義者と公言していますが、私の見方は右だろうが左だろうがそんなレッテル分けは関係なしです。今生きているこの社会の不合理不都合を少しでも取り除いて住みやすくするために一歩でも前進する、それだけのことにレッテルは不要です。究極の理想の姿を描いてそういう社会を目指すのではなく、今生きている社会のおかしなところを一つ一つ正して積み上げていくことで、結果的に出来上がった社会が理想的であればベストかなとは思ったりします。後になるほど住みやすいまともな社会になってゆかないのなら、人類の歴史に意味はないことになります。
米国国民も社会が変わることを、それも希望が持てる暮らしやすい社会に変わることを、期待し続けているのは間違いないはずです。社会を変えようとする唯一の候補者サンダース氏は、米国の岩盤保守層や高齢者に受け入れられるのは多分まだ無理だろうと思いますが、私は米国に民主社会主義を自称する大統領が誕生するのを見てみたい。没落の途にあるとは言えいまだ世界最大の超大国にサンダース大統領が誕生すれば、世界は、時代は、激動の途につくのではと思ったりします。
posted by 明石 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言