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2014年08月30日

瀬戸ジャイアンツは9月5日ごろから出荷します

相変わらず晴れ間の少ない日々が続いていますが、西日本での8月の日照不足は戦後最大、降雨量と湿度の高さは記録的であるとか、農業には経験したことがないほど厳しい気象状況となっています。
私の園地の瀬戸ジャイアンツも2回りしても灰カビ病が収まらず、3回り目に突入していますが、さすがに顎が出そうになります。回数が増えるほどに房の形が崩れて秀品数が減っていくのだからじりじりもしますが、袋を取って傷んだ粒を除けるというこの作業をやらなかったら、8月半ば頃までに全滅していたのは間違いありません。かんかん照りの猛暑が恋しく思えたりもしますが、天気予報からしても望めそうもなく、どんな状況であろうと決して投げないと努めてはいますが、苛立って不機嫌になるのは止むなしというところです。
瀬戸ジャイアンツの出荷を何時頃から始められるかですが、晴れた日が一週間も続けば問題なく出せるところまでは来ているのですが、ままならぬお天気を数えてもどうにもならないので、9月5日頃から出荷するとの思いが定まってきています。
今年は糖度計で糖度を測るより、袋を取って傷んだ粒を除ける際、全域的に自分の口で味のチェックをしています。2回り目を終わった時点で、食べられないほど不味い房はないとほぼ確信していますが、昨年までの過去3年間の平均糖度20度近い味というところまでいってないというのもまた事実で、この先いくら待ってもそこまでの味にはならないという経験上の判断もあります。
3回り目に入って袋を取ると、10日前に比べてどの房も黄色味強くなって、皮が熟れてきています。瀬戸ジャイアンツは皮が熟れないと、いくら糖度が高くても酸味や渋みが強く残ります。皮まで熟れて酸味や渋みが薄まると、糖度が多少低くてもこちらの方が美味しく感じるはずです。糖度計は糖度だけを測り、人の味覚は総合的に味を捉えるから、糖度計で測った糖度が高いほど美味しいということにはならないようです。
私の園地の瀬戸ジャイアンツは通常8月上旬には18度近い糖度がありますが、まだ酸味が強く皮が熟れていないため渋みもあり、加えて果肉が締まっていないため、そこから一カ月近く熟成させて9月からの出荷となります。
今年は現在どこで測っても糖度は16〜18度というところで、願わくば晴れの日が一週間ほど続いてあと1度一味加わればとも思いますが、出荷できる状態によれよれでも辿り着いただけましなのかという思いの方が強いようです。
posted by 明石 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年08月23日

豪雨

瀬戸ジャイアンツが壊滅するのを防ぐための必死の闘いを続けていますが、全国で頻発する豪雨災害のニュースの報道は、それに比べると私の方は軽度というか小さなことなんだと思えてきたりします。
袋を取って傷んだ粒を摘み落とすという作業を二回りし終わって、これで収まってくれれば秀品率が4割程度減ということで済みそうですが、相変わらずよく雨が降り予断は許さないところです。
太平洋高気圧の張り出しが弱く梅雨時のような気圧配置となっていますが、これが何時まで続くのかとなるとそのまま秋雨前線となり変って延々と続きそうで、加えて南海上で台風が発生すれば日本列島は格好の通り道ともなっていて、豪雨災害は今後更にひどくなる恐れもある嫌な気配です。
過去の気象データが役に立たないほど、特にこの5〜6年前あたりから、観測史上最高とか初とかの気象状況が頻発して、列島丸ごと未知の気象ゾーンに突入してきているのを覚えます。
人の習性は、過去の経験に基づいて起こり得る可能性の範囲を想定しがちですが、東日本大震災でも今年の豪雨でもはるかにその域を越えて、習性故に人的被害の拡大を招いているとの見方もできそうです。そんなことは今までに無かったから起こらないだろうという想定が全く通用しない、未知のゾーンに入っているということを肝に銘じておく必要があるようです。
春先からの日々寒暖の差の激しさ、干ばつか洪水かという極端に偏る雨の降り方、年ごとに巨大化してしかも早い時期から襲来するようになってきている台風等々、農業ばかりではなく人の生活にも厳しい気象環境となってきていますが、将来的に好転する見込みは殆どなく、悪化の一方を辿るばかりなのだろうと思っています。
今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫だろう、という脳天気さが全く通用しない時代に入りつつあるのは、お天気に限らず人間社会総じて共通しているように思えます。
posted by 明石 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年08月16日

記憶にないほど多雨の8月

梅雨の期間水が底をつきそうになるほど雨量が少なかったのですが、梅雨明け後の8月になって大雨小雨と雨ばかり、向こう10日間の予報も傘マークがずらりと並んでいます。
台風11号に備えて畳んでいたビニールを、またしても瀬戸ジャイアンツのハウスの屋根に広げました。今まで一度撤去した後再度屋根被覆するということは経験がありませんが、今年は8月だけでも2回もです。
熟期の瀬戸ジャイアンツは、果実が濡れた状態が4〜5日以上つづくと灰カビ病が発生して腐ってしまうということを、昨年嫌というほど学んだからです。8月初めの大雨で全体の一割程度に傷みが出ていた上に、台風11号による200ミリ近い雨だから瀬戸ジャイアンツが無事であるはずもなく、今週は掛けていた袋を取って傷んだ粒を摘み取って新しい袋に掛け替えるいう作業に追われました。これで晴れた日が続いて乾けば灰カビ病も収まり秀品率が3割減程度で済むのですが、あいにく10日間予報は雨ばかり、袋を濡らせば灰カビは増殖一方で今年の瀬戸ジャイアンツが壊滅ということになり、私の方も闘争心に火がついてしまいました。今度台風が来ても屋根被覆は除けないと決めています。
天気予報からして、灰カビ病が収まるまでは、袋を取って傷んだ粒を摘み取るという作業を、多分何度もやることになるのだろうと思っていますが、その回数が増えるほどに粒が綺麗に並んだ房が減り、どこかしこ隙間のある房が増えそうです。見た目が多少悪くなっても美味しければいいのですが、この日照不足下では味が乗らないということが当然あって、今年は胸を張って出せない年になりそうだと既に覚悟しつつあります。
どんな形で瀬戸ジャイアンツが出ることになるのか分かりませんが、どんな形であろうと劣悪なお天気に抗して全力を尽くした結果であると、それだけは言えると自分では思っています。
posted by 明石 at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年08月09日

台風11号

台風11号の直撃がほぼ確実となって、一週間前に瀬戸ジャイアンツのハウス2か所を再度屋根張りしていたのを、予想通りというか今日撤去しました。雨に濡れさせたくないので、余程屋根張りをしたままでやり過ごそうかと昨夜までは思っていたのですが、今日朝園地に行くと何の迷いもなく屋根張りの撤去を始めてしまいました。
一週間前の130ミリ前後の雨で既に瀬戸ジャイアンツに傷みが出ているし、灰カビ病に加えてベト病併発気配もあり、秀品率がどこまで下がるか懸念を深めてきているのに、昨日午後から既に150ミリ近い雨が降り今後更に100ミリ以上降りそうで、昨年よりひどいことになりそうです。花澤先生に電話してみると、岡山でも瀬戸ジャイアンツが裂果し始めたということで、そこへ200ミリ以上の雨だと壊滅状態になるかもしれないと思ってしまいます。
天山、ハイベリーはこの雨で間違いなく壊滅します。熟期に入って裂果が始まる天山は、一週間前の大雨がぴったりそのタイミングで降り、以後裂け続けていましたが、この雨で一縷の望みも断ち切られてしまいました。多分一房も助からないだろうと思いますので、ご予約なされていた方々にはこの場でもお詫び申し上げます。代替品ということではありませんが、台風が過ぎて無事であれば、来年度から発売予定の「クイーンニーナ」を一房でもお送りして試食していただくつもりです。皮ごと食べる品種とはされていませんが、今年食した方ほぼ全員が皮が邪魔にならず皮ごと食べられるとの感想で、そこらあたりをご確認いただければと思っています。
この一週間台風11号が棘となって胸苦しく過ごしてきましたが、相変わらず私の悪い方の予感はよく当たり、よく当たるということに嫌気がさします。ここまで対応してもお天気に呑まれてしまう、農業の辛さ情けなさに、分かってはいてもどっぷり浸かってしまいます。
私だけでなく、今年は全国的に大雨被害が広がり、農業にはまたしても辛い年となりそうです。一言付け加えるなら、ここまで未経験の異様なお天気が頻発するのは、天災より人災なのだろうと思ってしまいます。
posted by 明石 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年08月02日

中国だけではない

中国産鶏肉問題が連日報道されていますが、中国産ドッグフードでもこの7年間で1000匹以上の飼い犬が米国で死んだとか、中国産の怖さはとどまるところをしらないようです。儲かれば何だっていいというお国柄が背景にあるのは否めませんが、安全性に問題があるのは分かりきっているのに、それでも中国産を仕入れ続ける方にも問題が同じ程度にあるのではと思います。
日本でも安く更に安くという消費傾向がリーマンショックの前年あたりから際だって、現在もその流れの延長線上にあるのですが、安さばかりを追求すれば安全性も品質もなおざりにされるのは極めて当然に思えます。儲かれば何だっていいと、ともかく安ければいいとは格好の需給関係で、今後ともこの種の問題は後を絶たないのだろうと思います。
ここ5〜6年で日本社会のあらゆる分野で土壌基盤崩壊が進んだように感じていますが、技術を生み出す土壌そのものが失われば、技術大国で在りつづけるのは無理だろうと思います。
農産物の品質低下も市場関係者からよく聞きますが、当然だと思います。生産コストに比べ市場価格が低すぎるのと、気候変動に伴う異常気象が頻発して作ることの困難さが増大してきている、という二つの大きな要因があります。品質の高い物を作ろうとすればするほど赤字幅が増大して経営が困難になるのでは、あほらしくてやっておれないということになり、コスト削減のあまり品質の低下は避けられなくなります。品質面で崩壊してしまったら、日本の農業は自ら生きて行く道を閉ざすことになるのは分かっていてもどうにもならないのが現状です。
世界の中での日本という見方をすると、農林漁業の第一次産業でも他のあらゆる産業と一緒で、品質と技術を武器に生きて行かなければとなりますが、第一次産業は国の基盤であることも日本では忘れられているようで、ここが崩壊すれば多少の時間差はあって他のあらゆる分野へ波及するだろうし、いずれ国が崩壊することになるのだろうと思います。
中国を見ているとこいつら世界を滅ぼすぞと思ってしまいますが、資本主義市場経済の本質も似たようなもので、金になるかならないか、儲かるかどうかが世界共通の唯一の価値観で時代が流れた結果、環境から文化まで破壊は進み、未来予想はこのままだと終末的にしか描かれないようです。中国人だけがクレイジーなのではないと思ってしまいます。
posted by 明石 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言