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2014年03月29日

IPCC総会

横浜でIPCC総会が開かれていますが、COP同様かったるさを覚えてしまいます。地球温暖化と気候変動の問題は、世界人口の爆発的増加でなすすべもなく、行きつくところまで行くだけなのだろうと私は思っていますが、メタンガスの噴出とか予想外の負の連鎖も起こってきているようで、科学者の予想よりはるかに進行ペースは早くなってきているようです。
地球には自浄能力があるから大丈夫だろうと考える者も一部には居るようですが、熱帯のマングローブの伐採とか環境破壊でその能力を奪っておいて、何でそんな脳天気で居られるのか不思議です。
近年これまで経験したことのないような異常気象が頻発して、気候変動が加速してきているのは疑いなく思えますが、明けても暮れても経済ばかりに血眼になっている世界は、愛想が尽きるほどに危機感が乏しいようです。
危機感が乏しいということは、今まで大丈夫だったから少々のことはあっても今後とも大丈夫なはずだと思いがちなことと、想像力が欠如しているということがあるように思えます。いずれ現実にのっぴきならない危機的な状況に直面して慌てても、その時は手遅れでどうにもならないのだと思います。
経済戦争に明け暮れる世界で、仮に勝者として富を得ても、その時地球が住みづらいか最悪住めないような星になっていたら、支払った代償はあまりに大きく、愚かさを極めることになるのではないかと思います。
地球も一つの生命です。その地球という生命が健康であってこそ、全ての生命は輝けるのだから、生命の源としてこれほど大切なものはないはずです。
経済偏重で世界が駆けてきて環境破壊を進めた結果、地球は自浄再生能力を乏しくさせるところまで傷み病んでいるようです。それでも世界各国が経済最優先を掲げているのは、金儲けに狂った暴徒のように見えてしまいます。
農林漁業の第一次産業は衰弱死寸前まで追い詰められていますが、時代に虐げられてきたということは反時代的な要素があるわけで、故に重要であると考えます。
工場製品と違って農林漁業は常に自然の中で生命と向き合って営まれます。いわば地球の鼓動を聞くように自然とのハーモニーを奏でることを願いながら、大地や海と深く結ばれているということこそ、時代が見失った本当の大切さではないかと思います。価値観を変え時代を転換させる、何よりも地球を大切に思い生命を大切に思う心は、農林漁業のなかにこそあるのだと私は思います。
posted by 明石 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年03月22日

団塊の世代より

高校時代からの悪友K氏が直腸癌で、聞いていた手術日から一週間ほどして見舞いに行くと、手術は患部を放射線治療で小さくしてからでないとできないため先送りになったとのこと。内視鏡が通らないほど直腸は癌細胞で塞がれて、前立腺とか他へも転移していて、話を聞いているととんでもなく長丁場になりそうだと思えました。
彼は5年前にも心不全で危ないところまで行ったのですが、その後も糖尿病とか腎臓とかさながら病のデパートです。
「俺も去年大腸癌の手術をしたけど、ブドウが終わるまで手術はしないと言ったら、医者は破裂したり手遅れになったらどうするのですかと脅し文句を並べ立てたけど、どうなろうと私の選択だからしようがない、最悪手遅れになって終わることになっても構わないと言ったら、困った患者が来たものだという顔をして黙り込んだよ。」 病気や死と向き合うのはお前だけではないということを伝えたかったのですが、「医者が脅してもお前には通用せんだろう。」と彼は笑っていました。
今でこそ一般社会に溶け込んでありきたりの「おじさん」になっているけれど、20代前半まではどうにも溶け込めず、「いっそ組を作ってヤクザでもやるか」というほど二人ともアナキィにズッコケていたのです。
例のお茶会のメンバーもそうですが、60を過ぎてからの話題は体調とか病気ということがことのほか多く、悪いところが皆無という者は珍しいくらい、皆それぞれどこかしこ傷んだり劣化してきているようです。ぽつりぽつり旅立って逝く者もあります。
「あと10年もすると今元気そうな奴でも皆よぼよぼしているよ。親世代と違って俺らの世代は体を使うことが少なかったから衰え始めると急激だ。平均寿命で考えると8割は終わっているのだから、終わりに向かって転がり落ちて行くばかりで、病気であろうとなかろうと余命幾許ぞということでは皆同じだよ。」と私が言うと、K氏は「そうだよな、そういう年だよな。」と納得した様子なので少しほっとしました。
自分の命がどこまであるのかは誰にも分からない。事故とか天災とかを考えると若いから大丈夫ということもなく、自分の身にはそんなことは起こらないと誰しもが思いがちですが、誰かに起きることは自分にも起こりうると考えると、全ての命は危うさと共にあると考え方が変わります。
60半ばまで働き続けてきたということだけでも、立派に務めを果たしたと言えるのだと讃えたいような気持になります。
posted by 明石 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年03月19日

三週間も遅れました

何時になったら咲くのかと思うほど遅れていた花桃がやっと満開になりました。
昨年も二週間ほど遅れたのですが、今年はさらに遅れて、三週間遅れでやっと満開です。冬場の寒さがそれだけ厳しくなってきているということです。
この花桃畑は草を抑えるために放置していますが、地上部が大きくなりすぎると根部分とのバランスが崩れて、これから先は荒れて行きそうです。
多分今年が花の付き方からすると最盛期となりそうです。 001.JPG
posted by 明石 at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年03月14日

ビニール被覆完了

1月中旬ごろからビニール被覆を始めて、今週12日に全ハウスの被覆を完了しました。摘粒房作りの工程が同時にならないよう、各園地の被覆時期をずらしたり加温で調整したりするため、ほぼ2か月の期間が必要となります。
写真の一番上側のハウスから連続4カ所が私のブドウの園地です。一番上の施設半分被覆しているハウスは、一時は縦30m横100m=30aもあったのですが、現在はその3分の1=10aで瀬戸ジャイアンツを作っています。私の園地では最も急傾斜面で(傾斜角は30°前後。この程度で急斜面と言うと愛媛のミカン農家さんに笑われそうですが。)、ここでの作業が足に相当こたえてきていて、足首と膝にしわ寄せがきて傷み持病化してきているため、3年後までには止めようと考えています。体にはことに負担がかかる園地なのだけれど、この急斜面で作るブドウは格別に美味しいものができるので、止める止めると言いながら今まで捨てきれないでいるのです。瀬戸ジャイアンツで24°という最高糖度を何度か計測したのも実はこの園地で、楽して美味しいものを作れないことを証明していますが、足の状態を考えると早く止めないと手遅れになりそうです。
上から2番目がピオーネの園地ですが、直販で15aものピオーネは要らないため、ここに昨年3月伊豆錦、ゴルビーの苗木を植え付けています。両品種早ければ再来年あたりにこの園地で復活するはずです。
3番目がハイベリー、天山、クイーンニーナの園地で、天山が成木域に入る来年からは加温栽培します。ハイベリー、クイーンニーナともピオーネより仕上がりが早いため、2月下旬からの加温でも7月下旬出荷は間違いないだろうと思っています。
4番目一番下は瀬戸ジャイアンツの園地ですが、実は今ここに出荷している成木は11本しかなく、昨年、一昨年苗木を植え付けて代替わり中というところです。若木が出荷できるレベルに達するにはあと3年は必要で、だから一番上の園地の瀬戸ジャイアンツはそれまで止められないのです。
ハウス栽培でジベ処理をしてブドウを作ると、どの品種も例外なく苗木植え付け後15年ほどで品質的には下りに入ります。そこそこの品質は維持できたとしても一度下りに入ると枝数や房数を減らすとか防戦一方になり、しかも年を経るごとに品質が下がるのを止められません。
私は下りに入ったと思ったら代替わりさせる方を選びます。木を切り倒し株や根をほぼ完璧に取り除いて、土づくりを万全にして苗木を植えます。ブドウの方からすれば落ち目になればすぐ切り倒す、情け容赦ない奴だということになるのだろうと思いますが、より高き品質を目指す以上、厳しいところは極めて厳しいです。それでも切り倒す時に、精一杯努めてくれた木に、心の中で感謝して頭は下げているのです。001.JPG
posted by 明石 at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言

2014年03月07日

新芽が開き始めています

ピオーネの新芽が開き始めています。
毎年この新芽が開き始めると、本年度作の始まりを迎えたとスイッチが入るのですが、昨年あたりからブドウを作るということでは自分がオート化されているように感じています。26年全力を尽くしてブドウ作りに取り組んでくると、まるで私はブドウ作りマシーンと化しているようで、殊更に構えなくても放っておいてもオートでブドウは作ります。
昨年相続とか自分の病気とか待ったなしの難題続きで、あれほどブドウ作りに集中できなかったのは初めてですが、それでも何の失態も失敗もなくブドウは作りきりました。頭の中は他ごとで悩まされていても、ブドウを作るということでは一切関係なく機能をフル回転させるシステムが確立されていることに、まるでロボットだなと自分でも呆れたり感心したりしました。
今年伊豆錦ゴルビーの園地はすでに半分は木を切り倒してリンゴの苗木を植えていますが、両品種の熱烈なファンの願いを叶えられるかどうかは分かりませんが、雨よけトンネル栽培で両品種数本程度は可能であれば作ろうかとも考えています。両品種とも着色が難しい品種であるため、無加温で着色は無理ですが、味はそこそこ乗せられるのは分かっています。収穫は9月中下旬以降とこれまでより2カ月遅くなりそうですが、無加温トンネル栽培でどの程度の仕上がりになるか、実験栽培となりそうです。
あと品種的に今年そろそろ本格化の兆しを見られるかと思っているのは6年生の天山です。枝に花芽がどの程度付くかで答えが出ますが、これから新芽が開いて展葉して一月後には答えが出ているはずです。
昨年は8月下旬から9月上旬にとんでもなく雨が降り続いて、裂けないはずの瀬戸ジャイアンツが裂けたり腐ったりしましたが、今年はどんなお天気が待ち構えているのか、経験したことのない予想もできない気象状況が頻発するようになってきていますが、予想できない以上出たとこ勝負になりますが大抵は負けます。
イノシシ、アライグマ等の攻勢も年々激しさを増してきていますが、学習能力が高くて防御レベルを毎年上げないと、驚きの技で突破してしまいます。今年はハウス周りに100Vを夜流そうかと検討中です。
気象的にも獣害等にも生産の最前線は厳しくなる一方ですが、それ以上に本当に厳しいのは、、、ですが、書き飽きたので書きません。001.JPG
posted by 明石 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 園主の独り言